Google(グーグル)の大変動

ここ一か月、Google先生が暴れまくってます。
パンダ?ペンギン?いえいえ、そんな生易しいもんじゃないみたいですね。
いったい何をどうしたい大変動なのか、いまだ不明な部分が多いですが
手持ちサイトに起こった現象として、内容の薄かったり、ほとんどない
サイトは圏外へさようなら。。
それに対してしっかり作り込んでいたり、記事数が多い日記系のサイト
などにはページランクがついたりしています。

そもそもSEOと呼ばれる対策と、Googleの表示には矛盾があって
そもそもGoogleはみんなが良く検索するキーワードに関連するページや
コンテンツが人気があってリピートユーザーが多かったりして信頼度の
高いサイトを上位に表示したいのに、ショップや企業は、とにかく自分の
サイトを上位表示する為に内容の薄いサイトを量産してリンクを飛ばしたり
キーワード比率やページ内の単語を調整してGoogleのプログラム的な部分
を利用したりしていました。

無料ブログの存在もあって、意味なしサイトがネットに蔓延し、企業、業者
そしてアフィリエイターがネット内をわちゃわちゃにしてしまいいました。

そして今、ネット内は混沌を整理する時期にきています。FC2、ライブドア
そしてシーサーといった大手無料ブログは、意味なしサイトを無条件で削除
しまくり、Googleはコンテンツのしっかりしていないサイトを軒並み場外へ
放り投げています。

これからサイトを作るWEBデザイナーはSEOを意識しなければならないのは
もちろんですが、それよりもなによりも、人に見せる為にサイトを作って
いるという事を再認識して中身の濃い読んで為になる、そしてファンのつく
ようなサイトを作らないと(作れるようにならないと)この業界ではやって
いけない時代がすぐそこまで来ているような気がしますね。。

ホームページ制作のビジネスモデル例

最近よく行くお店のホームページのリニューアルをまかされました。
このお店、8年ほど前にローン(!)でホームページを作り、サーバーが
廃業するので移設したいが、できないのでサーバー借りるトコから含め
リニューアルしたいという相談でした。

聞けば5年ローンで計100万近く払い、当時特典でノートPCと記事更新
できる簡単なソフトがついてきましたがWinMEなんて今や過去の遺産。当然
新しいPCではソフトもまともに動きませんでした。

なかなかひどい話ではありますが、実は当時こんな感じのホームページ販売
が流行っており、実はわたしもそこで営業と制作をやってました。

このビジネスモデルの詳細はこうです。。
まず20人近いテレアポがタウンページ片手にNTTのふりをして片っ端から
電話をかけ、ホームページの新規開設に興味がないか聞きます。
反応のあったところへ営業マンが行き、NTTの話は一切出さずにホームページ
の説明を行います。作るホームページは5ページ程度。独自ドメインと
サーバースペース、それに型落ちのノートPCと記事更新ソフトがセットで
月々約2万円の5年ローン契約となります。
月2万円、記事は自分で更新できてお店や会社のホームページが持てると
いうことで当時は結構受注がありました。こちらもローンだと信販会社から
まとめて入金があり、会社資産は潤沢になり、若い社長は外車に乗ってました。

ところが年月がたち、5ページ程度のホームページの値段がそんなに高くない
ことが素人にも分かるようになり、SEOもかけていないサイトは順位も上がらず
まるで魔法の道具だと信じていた人たちから苦情が入るようになります。
そして3年後、その会社はなくなりました。社員も全員解雇。
サーバーもドメインも外部委託なのでユーザーに直接更新の連絡がいきます。
サーバー会社が廃業したりすると最悪でユーザーはローンだけ残してホーム
ページを失うことになります。

当時、それでホームページを作ってしまった人からも結構リニューアルの
仕事をもらったりします。ページ数も少なく、金額も微々たるものですが
なんか、申し訳なくて、しっかり作り込んであげたりしています。

ホームページを作ってほしい、でもお金がないんです。

もうね、聞き飽きました、この言葉。
一昔前、ホームページ制作が全盛の時代には、このようなことを言う
クライアントは1社もありませんでした。

「お金がないんです」

これははっきり言ってウソです。ホームページ作る位のお金はあるはず
です。でもこんなことを言ってくるのは、それだけホームページの
世間的な価値観が下がってきている証拠です。

ホームページなんて誰でも作れる。勉強すれば私だって作れる。でも
めんどくさいから業者に頼む。その程度のものだから安く頼みたい。
とりあえずホームページを持ちたいとか、そろそろ適当にリニューアル
したいと考えてる会社の意識なんてこの程度です。しかも作ってる
最中のチェックでやたら注文を入れてくる。挙句の果てに予算が少ない
から手を抜くんですか?とか言ってくる企業や個人もあります。

こんな感じのクライアントが満足する方向で仕事を進めるには
どうすればいいか・・・

私の場合「お金がない」といわれたら「ご予算はいくらですか?」
と聞きます。相手の出せる最低限の金額を聞き出しておくのです。
開いても自分で言った金額ですから、それ以上安くしろとはなかなか
言ってきません。

で、少しでいいからその予算以上の仕事をして、それを納品書に
値引き項目としてしっかり記載してあげるとクライアントは喜びます。
これは「いいものを作ってくれた」という喜びではなく
「ディスカウントしてやった!得した!」という喜びです。多少ムカつき
ますが、ここで喜ばしておくと、実は口コミで他の会社に紹介して
くれたり、次の仕事を回してくれたりといろいろ動いてくれることが
多くなります。

「損して得取れ」

は現代のウェブデザイナーの為にあるようなことわざですね。